ABOUT

はじめての方へ

手づくり45年、約2,800台の実績

堀田製作所は、障がいや高齢によって移動に困難を抱える方のために、完全オーダーメイドの自転車を製作しています。一人ひとりの体に合わせて、ペダルの踏み方やハンドルの位置、姿勢や力の入れ方まで細かく調整。ご本人やご家族と何度も対話を重ねながら、「本当に安心して乗れる一台」を一緒に作り上げます。

私たちが目指す未来

風を感じながら自転車で進むとき、少しだけ気持ちが軽くなる。

堀田製作所は、そんな瞬間を大切にしています。

玄関を出て季節の風を感じる、懐かしい道をゆっくりと走る、大切な人のもとへ向かう。その一つひとつが、豊かに生きる時間をつくっていくと、私たちは信じています。

紹介動画

メディアの取材を受けたときの動画を一部ご紹介します。
堀田製作所の自転車について、よくご理解いただける内容となっていますので、ぜひご覧ください。

補助金活用で自己負担少なく
ご利用いただける場合があります。

公費によって購入金額を一部負担してもらえる場合があります。
詳しくはこちらをご覧ください。

PROMISE

私たちのこだわり
3つの約束

1. 「行きたい」という気持ちを、かたちにします

「昔は乗っていた」「少しでも動けたら…」という想いに、私たちは丁寧に耳を傾けます。

手が届く位置にハンドルを、力の入るようにペダルや踏み込みを。座る姿勢や視線の高さまで、生活の中で「ちゃんと乗れる」かを想像しながらつくります。体に合わせるだけでなく、その先にある「行ける」「会える」「できる」という毎日を実現する一台を目指しています。

2. 動けることが、笑顔につながるように

「ひとりで出かけてみた」「自分のペースで走れた」――そんな小さなできごとが、暮らしの明るさにつながっていきます。

堀田製作所の自転車は、行動をひとつ増やし、喜びをもうひとつ届ける暮らしの道具です。その人らしい生活の広がりを、静かに後押しします。

3. うまく話せなくても、大丈夫です

「こんなことお願いしていいのかな」「ちゃんと伝えられるかわからない」そんなふうに感じて、相談すること自体に迷われる方もたくさんいらっしゃいます。体に不自由があったり、ご高齢だったりすれば、なおさらのことだと思います。でも、どうか気にせず、まずはお話しください。

はっきり言えなくても大丈夫。小さな気がかりや、ふと思った願いも、私たちは丁寧に耳を傾けます。堀田製作所は、安心して話せる場所でありたいと、心から願っています。

MESSAGE

代表あいさつ

自転車を作りつづけて45年

堀田製作所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

私たちのものづくりは、1979年、ある一台の三輪車から始まりました。当時、小さな息子のために、安全に乗れる三輪車を手づくりしたところ、それを見た体の不自由な高齢の女性から「私にも作ってほしい」と声をかけられたのです。それが、この仕事の原点です。

以来、45年にわたり、障がいや高齢によって移動が難しくなった方々の声に耳を傾けながら、三輪自転車を一台一台、手作業でつくり続けてきました。私たちがつくっているのは、単なる道具ではありません。「動けるようになって、友達に会いに行けた」「一人で買い物に行けるようになった」そんな日々の小さな喜びを支える「暮らしの足」をつくっているのだと思っています。

これからも、ひとつずつ丁寧に。
自転車に乗ることが、その人らしい人生の一歩になりますように。
私たちは、そう願いながら、今日も工場で手を動かしています。

代表プロフィール

堀田健一 / ほった けんいち

1943年、茨城県生まれ。茨城県立土浦工業高等学校卒業後、本田技研工業で新型スポーツカーの開発にたずさわったのち、2年半で退社。1978年春、息子の遊び用に作った自転車が体の不自由な人たちにも役立つことに気づく。同年秋「堀田製作所」を設立し、バリアフリーの自転車製造を開始する。

のちにその功績が評価され、2005年シチズン・オブ・ザ・イヤー、2007年吉川英治文化賞、足立区民文化賞を受賞。2008年には堀田製作所の自転車が「足立ブランド」に認定される。2025年現在、これまで45年間で制作した自転車は約3000台に及ぶ。

MEDIA

メディア掲載実績

風を切って走りたい! 夢をかなえるバリアフリー自転車

逆境や苦難にも負けない姿を描いた渾身のノンフィクション!
第66回青少年読書感想文コンクール 課題図書・高学年の部に選定

高橋うらら/著 金の星社/刊
定価(本体1,400円+税)

40年間、体の不自由な人たちのために自転車を2600台以上手作りしてきた堀田健一さん。物作りが大好きだった少年時代から、さまざまな苦難を乗り越えて、人のために尽くしてきた軌跡を描いた感動のノンフィクション。

【ストーリー】
子どものころから物作りが大好きだった堀田健一さん。ある日、息子と手作り自転車で遊んでいると、つえをついた女性から「自分もその自転車に乗ってみていいですか?」と声をかけられました。
ペダルをふみ、ぐんぐんスピードをあげ走り出す自転車。「まさかわたしが風を切って走れるなんて!」となみだぐむ女性。このぐうぜんの出来事から、世界に一つの自転車作りが始まりました。
しかし道はきびしく、その日の食事にも困る日々。何度もくじけそうになる中、ある北海道の少年との出会いが自転車作りを続けることを決意させたのです。

はじめての方へ

手づくり45年、約3,000台の製作実績。当製作所についてと代表のプロフィールをご紹介します。

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こだわりの自転車

当製作所では、身体特徴・用途・活動範囲・利用環境を細かく確認し、自転車を完全オーダーメイドで製作しています。

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料金プラン

費用感についてご案内します。また、補助金活用で自己負担少なくご利用いただける場合がありますのでご検討ください。

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